岡山県南西(浅口郡里庄町)の
たるのどうぶつ診療所
たるのどうぶつ診療所
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0865-64-6505
岡山県浅口郡里庄町里見9279
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動物歯科について

動物歯科治療について

Dental Treatment

しっかり噛める歯で、
いつまでも健康に
わんちゃん、ねこちゃんの歯周病。
実は一番多い身近な病気です。

たるのどうぶつ診療所は、
動物の歯についての正しい知識を
動物の歯医者さんとして、
発信し続けます。
3歳以上のわんちゃん・ねこちゃんのほぼみんなが歯周病を持っていると言われています。
歯周病はサイレントキラーとも呼ばれ、知らない間に寿命を縮めている病気なのです。ですが、きちんとオーラルケアを行えば防げる病気でもあります。

また、歯周病以外にも様々なお口の病気が存在し、それらが混在していることもあります。
動物歯科治療はそれらを見つけて診断し、その治療の選択肢を飼い主さんに提示できることが大切です。

残念ながら世の中にはペットのお口の健康に関連した間違った情報、グッズが山のようにあります。当診療所では正しい知識、治療を通して皆さんのペットの歯周病を無くしたいと思っています。

動物たちのお口のことで気になる症状がございましたら、動物の歯医者さんである当院まで、お気軽にご来院ください。
犬・猫
歯科治療事例の
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獣医師樽野 謙太Kenta Taruno


わたしの歯科診療への想い

動物もできるだけ健康な歯を残してあげたい
言葉を話せない動物のお口の異常に気付いてあげたい
正しいデンタルケアを知らなかったことで後悔する飼い主様を減らしたい
歯のケアを通してわんちゃん・ねこちゃんとのより良い関係を築いてほしい

そのような想いをもってより良い動物歯科診療の提供に努めています。


資格
  • 日本小動物歯科研究会レベル4認定
所属学会
  • 比較歯科学研究会(公式HP
  • 日本小動物歯科研究会(公式HP
セミナー・講演実績
  • 比較歯科学研究会 基礎からしっかり学ぶ10回コース
  • 岡山トリマーじゃけん 2020年セミナー
  • 比較歯科学研究会 0から始める歯周病治療 他
獣医歯内療法学ハンズオンコース修了証
獣医歯内療法学
ハンズオンコース 修了証
津田塾ハンズオンセミナー歯内療法学修了証
津田塾ハンズオンセミナー
歯内療法学 修了証
日本小動物歯科研究会レベル4認定証
日本小動物歯科研究会
レベル4 認定証

当院ではより丁寧で精度の高い
治療を行うために
マイクロスコープを
導入しています
手術用顕微鏡:Leica M320

肉眼とマイクロスコープの
比較

マイクロスコープって
どんな見え方?


※ 音声が流れますのでご注意ください
他にも専用レントゲン・ユニット等を導入し、
動物さんたちに最善の治療を
受けていただけるように努めています。
詳しくはこちら

こんな症状は
たるのどうぶつ診療所へ
お任せください


歯周病

歯周病は、口腔内にばい菌が感染することによって歯茎と骨が腐ってしまう病気です。

3歳以上のわんちゃん・ねこちゃんのおよそ8割が罹患していると言われており、皆さんが飼われている動物たちもすでに歯周病にかかってしまっているかもしれません。
犬の口内
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不正咬合

咬合とは噛み合わせのことです。

本来の犬の噛み合わせは、上の前歯の後ろに下の前歯、下の犬歯の後ろに上の前歯があるのが正常ですが、この噛み合わせが異常な状態を不正咬合と言います。
犬の口内
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破折

破折は歯が割れることです。歯が割れても動物がそのことを訴えることは少なく、気付かれていないことも非常に多い病気です。

犬は上の奥歯が割れることが多く、猫では犬歯が折れることが多いです。

犬の破折の主な原因は不適切なおやつを与えることで、ひづめや豚骨などがその中でも多くなっています。はさみで切れないような固いものは与えないことが大切です。

一方猫ではおそらく喧嘩によるものが多く、外に出る猫で多いようです。
猫の口内
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口内炎

口内炎とは、口腔内の2か所以上の領域に炎症が見られる病態で、歯周病ではないものを指します。

動物の口内炎といえば、多くはねこちゃんの尾側口内炎を指すことが多く、わんちゃんの口内炎は稀です。

ねこちゃん・わんちゃんは痛みのサインを示しにくく、気づいたときには弱っている場合がありますので、早めの治療が求められます。
猫の口内
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歯石

歯石は、歯垢(プラーク)に唾液中のミネラルが沈着することで形成される構造体です。プラークの化石とも言えます。

歯石には肉眼で見えるところにある「歯肉歯石」と、目では見えない歯ぐきの裏側(歯周ポケットの中)にある「歯肉歯石」があります。これらのうち、歯周病に影響が大きいのは歯肉歯石です。
なお、無麻酔で歯石取りをする場合があるようですが、その場合に取れるのは基本的に歯肉歯石です。(当院では無麻酔の歯石除去は行いません)

よく、“歯石を取ることが歯周病治療”だと思われている場合がありますが、これは間違いです。歯石取りは、あくまで歯周病治療の一部です。
× 歯石取り=歯周病の治療
歯石取り=歯周病治療の一部

歯周病治療のためには以下の過程がありますが、歯石除去はこれらのうちの「スケーリング」と呼ばれる部分です。

《歯周病治療の過程》
  • 歯周検査:プロービング、歯科レントゲン検査など
  • 歯周基本治療:ブラッシング(指導)、歯肉縁上スケーリング、歯肉縁下スケーリングなど
  • 歯周外科治療:フラップ手術、歯周組織再生治療など
  • 維持:メンテナンス、SPT
歯石

歯石取りは大事ですが、それだけでは歯周病は治りません。一連の歯周治療をしっかりと行い、歯周病を治しましょう。

口臭

人は舌苔や虫歯、食べかす、ニンニク等の食べ物により、歯周病ではなくとも口臭がすることがあります。一方わんちゃんの場合、正常なお口の中はほぼ無臭です。しかし、歯周病になると口臭が発生します。

口臭の原因は、歯周ポケットの中の嫌気性菌(酸素が嫌いな細菌)です。歯石が全く無くとも口臭がある場合は、歯周病が疑われます。
逆に歯石が多量に付着していても口臭が無ければ、歯周病が軽度の場合がよくあります。
口臭

年齢や歯の見た目、歯磨きの有無に関わらず口臭があれば、軽度のうちに歯周病の確認をすることをお勧めします。

う歯

いわゆる虫歯です。

犬はお口の中の細菌および酸性度、歯の形状が人とは異なり、また食性も異なるため齲蝕は非常に少ないです(猫での報告はありません)。

ただし、犬は人と生活をする中で人のものを食べること、また奥歯に人と同じような臼の形状の歯があるため、まれに齲蝕が見られることがあります。

その場合、普通の生活では見ることのない奥歯が罹患し、また疼痛も示さないことから気付くことはあまりないと思われます。

多くの場合は、歯科処置の際に偶発的に発見されるようです。
う歯

腫瘍

口腔内にも腫瘍は発生します。

お口の中の腫瘍は悪いものも多く、また発見が遅れる傾向にあります。
完治を目指す場合は顎をかなり切除することもあります。

日頃からお口のブラッシングなどのケアをすることで、早期発見につながります。

また、大がかりな手術が必要になる腫瘍は大きな病院を紹介させていただくこともございます。
腫瘍

含歯嚢胞がんしのうほう

永久歯が萌出するときにうまく出てこれずに、歯ぐきの中に残ることで起こる病気です。

通常、歯が正常に萌出するときは歯の表面を覆う膜が歯ぐきや周囲の骨を溶かすことで道を作ります。

含歯嚢胞では、向きや顎の骨の問題から歯が歯ぐきから出ない状態で留まってしまいます。その際、歯の表面にある膜が周囲の骨などを溶かす流れは止まらないため、出てこない歯を中心に周囲の組織が溶けていきます。

ただし、膜は破れることはなく大きくなるため、外から見るとしこりのように膨らんだ状態になります。
含歯嚢胞

治すにはその膜を歯とともに取り除く手術を行います。時間が経過すると骨がかなり溶けてしまうので早期発見が重要です。

動物歯科治療の流れ

問診
動物の状態をお伺いします。
日常の生活の様子から痛みの状態や、病変部位、原因などを推測します。

また持病についてもその後の治療方針の決定に重要な項目になりますのでお伺いします。

その他、その子の性格や関係性など歯磨きや治療を行う上で必要な事もお伺いします。
治療の流れ
身体検査
まずは全身の状態をみます。見た目や触感・におい・体温など五感を使って異常がないかを確認します。

また、性格などもこの時に判断します。最後に口のチェックを行います。

ただし、お口の問題で来る動物はお口に痛みがあることも多く、その後の事を考えてあえて軽いチェックで終わることもあります。
治療の流れ
仮診断および治療方針のご提案
歯周病などは歯肉からの出血や歯周ポケットの深さ、歯槽骨の状態などで診断をしますがこれらは麻酔下でないと行えません。

この時点では多くの場合「仮診断」でお話をさせていただきます。

どのような病気が疑われ、どのような治療を行い、その結果どのような状態までどれぐらいの可能性で治るのか、またその後に必要な事そしてそれらに必要な費用などをお伝えします。
治療の流れ
治療
実際に治療を行います。

歯周病の治療では多くの場合全身麻酔をかけて行います。その場合、処置の当日の朝は11時までに絶食をして来院いただき、お迎えは夕方17~19時となります。
治療の流れ
経過の確認・デンタルケアのご説明
治療後の経過を確認します。それぞれの疾患によって必要な回数、期間などは異なります。

また、デンタルケアはいずれの場合にも必要ですので、その子にあった方法をご提案します。
治療の流れ

対応エリア

対応エリア
当診療所へは、岡山県内(岡山市、倉敷市、浅口郡、津山市等)を中心に、広島県、香川県、徳島県、愛媛県、高知県等の近県から来院されています。





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日常のケアについて

動物の骨格
最終的な目標は、適切な歯ブラシによる毎日の適切なブラッシングです。

最初からそれができるわんちゃん、ねこちゃん、飼い主様はほぼいません。なので、今できる事が何なのか、次のステップは何か、その子にあったやり方は何かなどオーダーメイドのサポートが必要になります。

場合によってはわんちゃんとのコミュニケーションから見直すことも必要になります。

決して最初から歯ブラシを使って無理やりすることはしてはいけません。少しずつ、楽しみながらわんちゃんがあまり嫌がらずできるように時間をかけてステップアップすることが大事です。

繰り返しますが現在、歯周病(その他、口腔衛生の悪さに起因する口腔疾患)を予防する手段として、
毎日の歯ブラシによるブラッシングより効果的な方法はありません。


最初は指によるマッサージやデンタルガム(必ず指定のもの)を使っても構いません。まずは継続してデンタルケアの習慣をつけることから始めましょう。

そして最終目標である歯ブラシによるブラッシングを目指しましょう。
動物の骨格

歯科治療における
全身麻酔について

動物における多くの歯科治療では、全身麻酔をかけることが多くあります。

全身麻酔と聞くと怖いという印象を受ける方が多いのではないでしょうか?残念ながら全身麻酔は100%安全ではありません。

ですが、100%安全ではないわけでもありません。「全身麻酔=怖いからダメ」ではなく、「今のお口の状況が改善するメリットvs全身麻酔のデメリット」と考えていただきたいと思います。

美味しくご飯が食べれる状況で過ごせることはわんちゃん、ねこちゃんにとって大事な事ではないでしょうか?

もちろんどうしても全身麻酔がかけれない動物もいますし、「全身麻酔がダメだから何もできない」というわけではありませんので、是非まずはご相談ください。
歯科治療の機械

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